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2013 ツールドおきなわ市民210km~参戦記①

ツールドおきなわ「市民210km」の完走を目指して
3年間頑張ってきました~
今年がラストイヤーでした・・・・
結果は3年連続完走出来なかったのです。

初めの年は「100km」、昨年は「200km」まで
走り~今年は一番調子が良かったので、こりゃ
「完走!」やで、と思っていましたが現実はそんなに
甘くなかったのです。

スタート前、去年タイムアウトになった「川上」の
関門タイムが「10分」も早くなったのを知り、驚愕
しました・・・「無理かも?」が80%以上に~
(実際には6分だったのですが・・・)

スタートして、ゆっくりに感じられ~毎年アホみたいな
スタートダッシュに苦しめられていたのを考えると
調子」が良いのか!?と勘違いしていました。
(後で聞くとパレード走行らしき区間があった様です)

海岸線に出てから、とにかく速い~速すぎる、練習では
体感していない「50km/h」が普通に出ているのだ!

落車が数回あり、集団を追いかけるのに脚を使う~後々
この疲れが利息を付けて返ってくるのだ。

「ちゅら海水族館」の手前の坂~ここが第一の難所

ここで毎年、場違いな参加者が千切れていきます。
(人気の50kmや100kmをエントリー出来なかった人が
 210kmに出て、集団についていけない場合があるのです)

落車が怖くて、集団の最後尾を走っていますが、ここの「中切れ」を
回避する為に、上り初めから全開で集団の真ん中辺りを目指して
上がっていくのです。

上りきると緩やかに下っていくので、集団が伸びていき~
「5m」でもあいてしまうと「中切れ」が発生するので注意が必要なのです。

上っている時に感じたのですが、いつもより集団のペースが速い!
なんと心拍が「190」を超えている~
坂で前に出ようとするのだから、集団より速いスピードを出すから
心拍も上がるのは当たり前の話だが、過去ここまで上がった事は
ない!

参加者は500人弱、自分が上りきる頃には先頭は既に下り初めている
もしかしたら、とんでもない「中切れ」が起こるかもしれなかったのだ。

思っていた通りで自分の走っている集団の前に隙間が・・・・躊躇していると
取り返しのつかない事になる→アウタートップで全開!「64km/h」出ていた
のを覚えています~もう少しで追いつきそうになった時に、「力尽きて」もう駄目だ
と思った瞬間に後から5~6人の集団がきて、なんとか復帰できました。

実際ここのポイントで集団の人数は半分になっていた・・・
例年完走している人も、ここで千切れていたのだ~恐ろしい話です。
「58号線」に戻る頃には先頭集団と後続集団は「4分」もあいていたのです。

後続集団で走っている人の大半は、中切れが発生していて遅れているという
事実を知ったのはこの時だったのです。(バイク審判のボードで確認できた)

集団が速いのと落車が多いので、固形物の補給食を食べる余裕がなく
その上、液体の「トップテン」補給食(ボトル2本で720kcal)をホテルに
忘れ、水だけの摂取しかできなかったのです。

海岸線に出ると、例年「トイレタイム」があり集団は「30km/h」くらいで
巡航するポイントがあったのですが、今年はそれが無く、スピードメーターを
見ると「45km/h」・・・誰が前をひいてるねん?と心の中で叫んでしまいました。

集団が大きくバラけるのは「与名」からの上りです。
58号線を離れ山岳地帯を目指します~
平成18年頃のデータを見るとここまで来るのに「2時間」かかっていました。
しかしながら最近のレースの「高速化」により、10分速い「1時間50分」程で
通過する様になったのです。(平成23年は1時間48分)

さて今年は、どのくらいで通過するか楽しみに(?)していると・・・
「目を疑う!」とはこの事でしょう~
なんと「1時間38分」だったのです、「10分速い!?」
この時、関門の「10分」ビハインドが消えて喜びました・・・・が

優勝タイムはいくらになるねん?

5時間10分台・・・市民210kmのレベルはどこまで上がったンや???

既にこの時、脚はボロボロでした。

         -----つづく-----

つづきはツールドおきなわ市民210km~参戦記②をご覧下さい。
by hattorisports | 2013-11-20 21:00 | サイクリング
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