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GTR SL

ウィリエール・トリエスティーナ社におけるカーボンバイクの定番
グランツーリズモ」と軽量バイク「ゼロ・ノヴェ」が融合して
新しいロードバイクへ~

GTR SL」の誕生です~
~グランツーリズモ・レヴォリューション・エスエルと少々長い名称で社内では「エスエル」という略称で通しています。
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レース志向を高めたモデルである新しい「GTR Team」のモールドを使用して
60t+46tカーボンを組み合わせ キレのある走りを目指した軽量ロードバイクです。
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「グランツーリズモ」のネーミングは残っていますが、内容は全くの「別物!」
トップエンドのモデルに乗りたいが、そこまでの予算が無い~少しでも近い走りを求めるなら「GTR SL」を
迷わず選ぶべきである~「チェント・ウノSR」が硬すぎると思うならば、よりオススメできる一台である。
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Φ27.2に設計されたシートポスト径、リッチーのカーボン製(フレックスコントロール)をオススメする!
エンデューロ系の走りを好むサイクルストに最適な組み合わせに仕上がるはずである。
勘違いしないで欲しいのは初心者がゆっくり快適に走るのをサホートするのではなく、たとえば沖縄市民210kmクラスに
耐えうる走りを目指せる仕様と理解して頂きたい。
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10年以上前、カーボンの成型技術がまだ低い時期に、嵌め合いが悪く、シートクランプを
締め切ってもシートポストが、ずり落ちるシーンを多く見かけました。
シートポストのオーバーサイズ化はこれらの事も原因だったと考えられます~
現在の技術なら、そんな事はありません。元のサイズ(Φ27.2)の戻しても
支障がないと思われるのです。
ただ、まだ真円度の低いシートポストでは十分な固定はできませんので注意ください。

BBシェル部は、「BB386」と思わせておいて実はシマノの「プレスフィット」なのです。
シマノユーザーの多い日本のマーケットをよく理解している設計になっている事は評価できますネ!?
メンテナンス、オーバーホール時のは容易にパーツを準備できるので助かります。
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フレーム単体重量は実測「1045g」(Mサイズ)~シートクランプ含まず
ただしインナーケーブルを内蔵する時に使う、透明のガイドパイプは組み立てたら外してしまうので
差し引いたら約1030gといえるでしょう~
本国のインフォメーションでは「990g」だったので優秀かな?
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アルテグラ仕様で組み上げています。
アシッドグリーン~完成車にすると、かなりカッコよくなりました。お気に入りのカラーです。
完成に近づくにつれて、自分用にも一台組みたくなりました。
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リッチーの新しいステム「C220」を使いましたが、フレームのデザインに合っていると思います。
この選択は「吉」ですね。
このフレームのクオリティなら、デュラエースを選択しても良いのでは?
ウィリエールの後悔(ミス)は新型SRのライバルがGTR SLになってしまったことかもしれません。
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ゼロ・ノヴェを買い逃したサイクリストは絶対に「GTR SL」をチェックするべきである。
by hattorisports | 2015-09-03 21:00 | Wilier(ウィリエール)
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