GTR Team ②

GTR Teamは「XS」から「XL」までの5サイズを用意しております。
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「XXS」がスペックインしていないのには理由があります。
ウィリエールのエンジニアは
700Cサイズの最小サイズの限界が「XS」だと感じているからです。(レースシーンにおいて)

「XS」より小さいサイズを設計するのは
「より短い」シートサイズ
「より短い」トップチューブ
が、必要になるのです~

しかしながらシートサイズを短くできても、トップチューブを短くするのは容易ではありません。
ただトップチューブを短くするだけではフロントセンターも短くなってしまい
ハンドルを切った時につま先が前輪に当たってしまうリスクが生まれるのです。

そのリスクを回避する為に不用意にシート角度を立てたり、ヘッド角度を寝かしたりして
走行性能に支障がでるというデメリットが発生してしまう結果を生みやすくしてしまって
いるのが現状です~サイクリング等ロングライドでは大きなデメリットといえる程度では
ありませんが、レースシーンでは操縦性を重視した方が良いと判断されます。

ウィリエールのエンジニアは「Team」を設計するにおいて「XS」のサイズで「XXS」もカバー
できる事を考えました。
「Team」の「XS」シートサイズと「GTR」の「XXS」シートサイズは同じ(450mm)なのです。

サイズを決定する上で、重要なのは「リーチ」と「スタックハイト」です。

「XS」でシートサイズを小さくしましたが~シートポストの上げ下げで高さは調整できます。
若干短くしたトップチューブ、短くなるフロントセンターをハンガー下がりを増やしてカバーしているのです。
ハンガーが下がれば、ペダルが地面に接触しやすくなると考えられますが、「XS」の標準的なクランク長さは
165mmなので、通常170mmのものに比べて「5mm」はハンガーを下げる事ができるのです。
他にも小さな設計寸法を見直しています~例えば、ヘッド角度を寝かしてフロントセンターを確保した分
フォークオフセットを2mm増やしてトレイル量を適正化させています、若干ですがフロントセンター量も増えます。
これらの新しい設計によって、「リーチ」と「スタックハイト」を「XXS」に近づけた「XS」を実現させたのです。

「XXS」サイズで使いたい場合は、ステムの長さを工夫して頂きたいですネ!

もっと、「Team」でオススメしたいところがあるんですよ!
実はフレームサイズによってパイプの強度(太さ)を変えているんです~
そんな事しなくても、同じ金型で厚みを変えれば良いのではないかと考えるでしょうが
ねじれ剛性は厚みとの関係が大きく、曲げ剛性は太さなので、バランスを追求するなら
金型を変えた方がベターと思えます。(厚みを変えているかは知りませんが)
昔、コルナゴの鉄フレームでサイズによってトップチューブの太さを変えていたくらいですから。
(現在は未確認です)
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by hattorisports | 2015-10-03 21:00 | Wilier(ウィリエール)
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