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GTR SLとチェントウノSR Ver.2(2016モデル)

2016モデルでオススメの2台です!
GTR SLと、インテグラルシートからカムテールシートポストタイプになった新しいチェントウノSR(Ver.2)!!!
軽さと乗り心地を追求したGTR SL
空力と剛性を兼ね備えた新しいチェントウノSR(Ver.2)
フレーム単体(Fフォーク含まず)の重量のデータで考えてみましょうか!?
XSサイズで重量を比較、GTR SLは約950g~チェントウノSR(Ver.2)は約1100g
わずか150gの差が剛性を意味する。
ヒルクライムに軽量バイクで挑みたいのであれば、GTR SLが超オススメ!
ゼロセッテがベストなんだけど、そこまでの予算がないのであれば~
GTR SLとチェントウノSR Ver.2(2016モデル)_e0253769_1228716.jpgGTR SLとチェントウノSR Ver.2(2016モデル)_e0253769_12305645.jpg
今回測定(実測)したサンプルはどちらもマットブラック/レッド、実はこのカラーが一番軽く仕上がるのです。
通常のベタ塗りに比べて塗装の厚みが少ないので、塗装の重さ分軽くなります。
ホワイトやイエローは下地が透けて見えやすいのでどうしても厚く塗る必要があり、場合によっては
100gくらいの差になるかもしれません。以前あったチェントウノのワールドチャンピオンカラーは
通常のベタ塗りよりもまだ100g以上重かったこともあります。

ただマットブラックは塗装が薄い分、剥がれやすくステッカーを貼ってはがす時に塗装がバリっと
いってしまう恐れがありますので注意が必要!チェーンステーの保護シールを貼って、交換する
時はドライヤー等で温めながらゆっくりはがすことをオススメします。
この作業はウィリエールだけでなく世の中の軽量カーボンフレームにあることだと思ってください。
そんなシビアなことはイヤ!という方はベタ塗りを選ぶことをオススメします。
少々重くなっても、塗装分なので走りの性能には関係しません~



ちなみに、GTR TEAMのフレームの実測重量はチェントウノSR(Ver.2)とほぼ同じ約1100g(XSサイズ)
それだったら同じ性能?って考える方がおられるかも~
それは違います。
フレームのボリューム、太さ、使用しているカーボンが全然異なるのです。
SRはスーパーリジッドを意味しているらしく、「硬い」のです~パワー系でガシガシ踏み込むライダーに
向いています。
GTR TEAMはSRよりマイルドな乗り心地になりますが、従来のGTRに比べると強度や弾性の高いカーボンを使用
しています~マスドレースやエンデューロをこれから始める方にオススメできます。
また、GTR SLとGTR TEAMには衝撃を受けた時に和らげる特別なシートがカーボンの積層時に
使われることになりました。
ゼロセッテに使われているS.E.Iシートと同様な役割が期待されます。
GTR SLとチェントウノSR Ver.2(2016モデル)_e0253769_12311274.jpg

ここまで書いたのですから、2016のGTRについても少し・・・
XSサイズのフレームの実測重量は約1180g
TEAMなどに比べ、弾性の低いカーボンの割合が多い分、積層を増やし重量増になるわけです。
(といっても30トンで補強していて、部分的に46トンも使用しています)
振動吸収に優れていて軽い走行感を実現させる設計を目指しているのです。
わずかながら設計変更がなされていて・・・詳しくは店頭でお確かめ下さい。
GTR SLとチェントウノSR Ver.2(2016モデル)_e0253769_1232196.jpg


新しいブロブへ引っ越ししました。
by hattorisports | 2015-10-11 21:00 | Wilier(ウィリエール)
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