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2015 ツールドおきなわ市民210km~参戦記②

レース当日朝~5時に朝食です。
スタートが7時47分とゆっくりめ~これは以前チャンピオンレースに市民レースの
集団が追いついて、レースがストップしたからでしょうか?

今年もチャンピオンに市民50km(オーバー50)が追いついて、ゆっくり走行になった
みたいですね~結局58号線に戻るまでゆっくりは続いたみたいで市民50kmのレースは
台無しになったと思う参加者もいたのではないでしょうか?
大会の時間設定がおかしいのか、チャンピオンレースが遅いのか?
スタート時間差が5分あって、約15km地点で追いつくというのはやっぱり遅いとしか
いいようがありませんね?(個人的意見なので)
海外のUCIのワンディレースもそんなにゆっくり走っているのでしょうか?
世界選手権のレースビデオを見る限りでは、そんなことはないと思うのですが・・・
客観的に見て50歳を過ぎたオジサン達に追いつかれるプロって情けない?(個人的意見)
アーリーアタックというセオリーがこんな状態を引き起こしたのではないでしょうか。
でも前半に道幅が急に変わったりするコースなので、ゆっくり走って安全を優先して
勝負どころでペースを上げて千切り合いってのも大事!それだけじゃないんですけどね。
プロの世界は作戦が優先、市民のただひたすら走るレースとは違うもの~
大会側もまさか追いつくとは思っていなかったし、コミッセールも想定外、予測できていれば
回避できたはずです。何が起こるか分からないのがレースといってよいでしょう。
いっそのこと6時半にスタートしたら?交通規制がむつかしいかな・・・



市民210kmのスタート1時間前にはスタート位置へ
これは前に並んでおかないと落車を回避できない~最初の位置取りが勝敗を分けます。

それでも後から前の方に入ってくる人達がいるので、最終的にスタートラインに並んだときは
真ん中辺りでした。
スタート直後はニュートラル走行が3km程続くので、その時を活かして前に出ます~
50人くらいのところまでいけば、一先ず安心!

実は8月の中旬に階段でころんで「靭帯断裂」という大怪我を負ってしまったのです。
約2ヶ月のギプス固定、松葉杖をはずせたのが10月に入ってから・・・
練習どころか乗るのにも一苦労で、立ちこぎが形だけでもできたのがレース1週間前でした。
それも上りになると負荷が増えて痛みが残る状態で、座ったままでしか走る事ができない
というハンデがありました。
体重は増えるし、脚はアイドル歌手なみに細くなるし・・・

という事でチーム員らの為にスタート位置を確保して、レースには参加しない予定で
沖縄に来たのです~スタートしてすぐ離脱、ホテルに帰って朝から泡盛って考えていました。

6時過ぎに並び始めて、チーム員に「アップ」してこいと言うと~
「このまま一緒に並びます」・・・・という予想をしない返事?
心の中で「それだったら、もう帰ってイイ」と思いましたが、スタートしてからこっそり帰る予定
だったので仕方なくスタートを待ちます。

7時45分~予定より2分早くスタートになりました。
ニュートラル区間で後ろに下がってリタイヤしようと考えていましたが、この集団の中ほどで走り
続けると落車のリスクが多いと思い、チーム員を前に連れていった方が良いと判断~リタイヤは
それからでもイイかぁ~
ここまでくれば大丈夫と思った頃にスタート!レース開始の時間になりました・・・

海岸線で50km/hオーバーの状態が続き、後ろに下がれない~脚を緩めると後ろから
突っ込まれる恐れがあるのだ!
途中、中央分離帯の切れ目でこけそうになった奴がいて、それを避けようとしてコース変更した
強豪シライシ選手らが反対車線へ~次の切れ目まで復帰できないのだ。

「こんなんで事故がおきたらレースがなくなってしまうで!」と反対車線を走る続ける事に
不機嫌になったレーサーもいましたが、どうなんでしょう?Uターンして切れ目まで戻ってから
レースを続けた方が良かったかもしれませんね?
でも、私でもそのまま走り続けたでしょう?不機嫌になったレーサーも戻ったでしょうか?

危険なことに反対車線は交通規制がされていなくて、正面からバンバン自動車が走ってくる~
運悪くその中にチーム員もいたのだ・・・
次の切れ目でも集団が密集していれば復帰は難しいはず・・・でもそこはレースを走り慣れた
210kmの参加選手、スペースを空けて次の切れ目を迎えます~ちょっと感動!
スペースを空けると理由を知らない奴らが後ろから上がってくるので、入り込まない様に
ふたをしました。無事みなさん復帰できました。


次のコースが狭くなる所で大落車があって、こけなかったけどここで止めようかと思ったら
チーム員も止まっている・・・集団に戻さなければならない、まだレースを去る事はできない
のだろうか?と思いつつ走り続ける。
「美ゅら海水族館」までの上りの前にチーム員が揃い(集団へ復帰)、脚の傷みが最高潮になって
「ここで帰る!」と告げた時に今年の「ツールドおきなわ」は終了したのです。

後は10年以上前になりますが「市民200km」で4位入賞経験があるチームメイトに任せて
ゆっくり名護(スタート地点)を目指します。

元々走るつもりはなかったので、ボトルは1本、補給食はなし!
レースを走っている方々には、少し失礼な装備ですみませんでした~
毎年使い古したボトルを普久川で捨てて新しいのを貰うンでしたが、今年はナシ!
来年は是非交換して帰ってきたいですね。
by hattorisports | 2015-11-13 21:00 | サイクリング
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