こんばんは、服部産業の堺です。
前回の記事で予告したようにグランツーリズモR チームのインプレライドに行ってきました。 くしくもこの日は参加したかった「ツール・ド・にし阿波」「石見グランフォンド」の開催日。 家庭の事情により参加できなかった悔しさを胸にいそいそと集合場所へ。 会社所有の試乗車にボトル等の備品を取り付け、インプレしやすいよう普段使用しているホイール(ロルフ ヴィガーα)に履き替えたのが上の写真です。 ペダル抜きで約7.5キロ。 パーツを選べば6キロ台もすぐですね。集合場所までは平地を20キロほど。やや追い風でらく~に35キロ巡行…これ、いいかも? インプレライドに付き合ってくれたのは3名。 集合場所から、清滝峠~精華町~木津川~加茂を経て、サイクリストの集まる和束のコンビニ(40キロ地点)で1回目の休憩 上り(清滝峠)、アップダウン(精華町)、平地(木津川~加茂)、心配していた上りもそつなく走れて快適。写真はコンビニから道路を挟んで見える茶畑。 余談ですが、加茂~和束へ向かっているとき、前から「おおっ!」と思う集団が下ってきました。 注視していると、先頭には近年ブルベで活躍しているあの三船選手でした。一応、顔見知りではあるのですが気付いてくれませんでした。 全員が同じウエアで一体感のある集団走行で、流石~!の走りでしたね。 和束~朝宮までは平地基調のゆるい上り。ゴルフ場へ左折してからは少し上ります。 大石までは約10キロの快適な下り。乗り始めに感じていたハンドリングがクイックなのがどう影響するか心配したけど問題なし。 ここに来るまでには充分に慣れてしまっていたのでしょうね。まぁ、想定内でしたが。 写真はこのコースで一番嫌な上りのピークにある猿丸神社。いつもこの辺り(約70キロ地点)で脚がイッパイになり攣りはじめるんです。 ロングライド向けのグランツーリズモR チームなら…と期待していましたが、よく走る分、 疲れ方は私の愛車(ゼロ9、Cento1 Air)と差はありませんでした。それだけ走れるバイクなんでしょう。 猿丸神社から少し走り、R307ピークにあるコンビニで2回目の休憩 写真はコンビニ隣りのお茶屋さん。 同行の1人が左脚太ももが肉離れになりかけているようなので、この後は予定コースを変更して少しラクなほうへエスケープ。 14:03 無事に解散場所へ到着。集合~解散まで約100キロ、アベ28.1キロはいつもと同じくらい。 疲れ方は? ここまでは大丈夫でしたが、慣れない暑さのせいか、解散後の帰路はヨレヨレでした。 この日のコースはこちら まとめ。 この前日には、試乗車仕様(RS010 ザフィーロ)のホイールで大阪市内を45キロ走ったんですが走りが重い… 翌日のインプレライドに不安を抱きながらの当日。結果、要らぬ心配でした。ホイールの差は大きい。 乗り始めて最初に感じたのはハンドリングの軽さ? 少しふらつく? 重心の位置か? 気になるので、私のWilier愛車3台(すべてSサイズ)のジオメトリーを比較。 フォークオフセット、ハンガー下がりは公開されていないので、わかる範囲での比較になります。 ヘッド角 シート角 ヘッド長 トップ長 チェンスティ長 Cent1Air 72° 74.5° 122㎜ 525㎜ 404㎜ ゼロ9 72° 74.5° 120㎜ 528㎜ 404㎜ ステッラ(GTR) 72° 74.5° 115㎜ 523㎜ 405㎜ GTRチーム 71.5° 74.5° 130㎜ 527㎜ 406㎜ シート角は全て同じ。ステアリングに影響がありそうなヘッド角、長が違いますね~ 試乗車のハンドル位置が高かったこと、ヘッド角の0.5°の差が慣れるまでのフラツキと考えられます。 このステアリングの軽さですが、慣れの範囲なので問題なし。クイックとなることで取り回しやダンシングの軽さなどメリットもあります。 ジオメトリーのヘッド長、チェンスティ長からロングライド寄りと推察できますが、実走してみてレース、ヒルクライムで充分戦えるモデルと感じました。 ホビーレースで入賞狙いの私くらいの脚力なら、ピュアレーサーのトップモデルよりもこれくらい(46T、30Tカーボン)の剛性が気持ち良く走れそうです。 ヒルクライムでは超軽量のモデルに対して少しハンディを感じる? 剛性面でパワー型の方には少し物足りなく感じるかも? とも思いますが、ほんの5,6年前だとトップモデルといえる実力がありますね。 外見が同じでカーボンのグレード違いの、グランツーリズモR SLとの価格差が65,000円! コスパを考えたら買いですね! この価格差で何を買うかはあなた次第です。 ジオメトリー、カラーの好みが合えば超お勧めのモデルです! 私にとってのマイナスポイントは2つありました。 1つはシートチューブのボトル台座位置が高く、ペダリングに癖のある私は膝が当たります。 もう1つはヘッドチューブが少し長いため角度のきついステムを使わないとハンドルを下げられない。 どちらも個人によってはメリットになる点ですが、気になる人は気になる…といったところでしょうか? 長文、ご拝読ありがとうございました @服部産業株式会社
by hattorisports
| 2016-05-23 20:00
| Wilier(ウィリエール)
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