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ユニパーホイール 2017②

こちらはプロトタイプのカーボンホイールです。
今までと「何」が違うのかというと
スポークがチタン製なのです。
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チタンスポークに不安がある?
と考えられる方もおられるでしょう・・・画像はホシスポークのチタン製です。
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しかしながら、世の中にはアルミやカーボンのスポークもあるのです。
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記憶の中にチタンスポークは折れやすいと~いうのがあるのかもしれません。

一見してだと分からないと思いますが、通常のスポークより太いのです。
アルミやカーボンでもステンレススポークと同じ太さでは無理な話!
だったら太くすれば「OK!」~単純な考えなのです。
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太くしても、ステンレスに比べ軽量な素材!
1本で「3g」ほど~ホイール1本で「50g」程度の軽量化を望めますね!?
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チタンスポークにしたら乗り味はどうなる?
硬くなるのか?
組み上げた感触では「ソフト」~乗り味がマイルドになるのではと想像します。
でも、走ってみなけりゃ分からない!

製品化で難しいのが~太いスポークという事はハブやリムのスポーク穴を大きくしなくては
なりません!当たり前の話で専用のハブが必要になります。
手持ちには普通の穴サイズのモノしかなかったので、ドリル加工で大きくしています。
テスト開始はまだまだです~




@服部産業株式会社

新しいブロブへ引っ越ししました。
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by hattorisports | 2016-07-16 09:00 | ホイール・マニア

Yuniper(ユニパー)って、どんなブランド?⑦

今回はアルマイト工場の帰りに寄ったユニパーオフィスをレポートします!

『新しいオフィスを借りたから、見に来てくれ!』と以前から誘われていたが、会社規模から大したオフィスでは無いだろうと思っていたが・・・
『何だこの天空の城ラ〇ュタみたいな巨大なオフィスは!』と驚いた!
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オフィスに入るための受付けもクリスマスのデコレーションされている!
私もここにオフィスを構えたいではないですか~~~!!!
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休憩するティールームスペースも凄くきれい!
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ちょっとこっそり撮影した新製品をば紹介・・・分かる人が見たら分かる新しい服部ラボオリジナルのロードハブです!
服部ラボとユニパーのコラボで2016年の春先には出来るかな?
通常のユニパーロードハブと基本一緒ですが何かが違う!このハブは後日Project.6で出てくることでしょう。
体重の重い私は通常のロードハブで十分です。
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そして、昨年のユーロバイクでデビューしたロード用ディスクブレーキハブです。
MTBのハブを見慣れているせいか、こんなにもローターの間を切削して大丈夫か?心配になってしまいます。
しかし、開発者のアンドレアスはMTBライダーなので大丈夫でしょう。
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今回は4時間ほどしか南投市に滞在出来なかったので駆け足で取材しましたが、
次回の訪問ではチタンの切削工場を見学したいと思います!006.gif
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by hattorisports | 2016-02-04 07:00 | Yuniper(ユニパー)

Yuniper(ユニパー)って、どんなブランド?⑥

ひさしぶりに台中にあるユニパーオフィスと工場を訪れました!
今回は前回、アルミの塊から切削してパーツが出来るまでをレポートしたので、その続きアルマイト工場をレポートします!

だいぶ久しぶりなのでぜひ『Yuniper(ユニパー)って、どんなブランド?①』から読んで下さい。

さて、ユニパー一行に連れられてやってきたのは南投市のあるアルマイト工場です!
自転車の部品だけでなく、家財道具の部品~携帯電話の部品~オートバイ・車の部品までありとあらゆるアルマイト加工を行っております。
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アルマイト加工の薬槽に浸けるために、金具に部品を引っかけます!
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もちろん薬槽に浸ける前に、部品表面を洗浄しなければなりません!
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洗浄乾燥すると、アルマイト加工の薬槽に浸けて、電気を流します!
アルマイト加工の薬槽に浸けこむところは写真撮影禁止なので画像がありません!スミマセン008.gif
沢山ある薬槽に浸けこんで、アルマイト完了です!
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アルマイトのカラーサンプルをもらいました。
艶々のアルマイトから、マット調のアルマイトまで様々なアルマイトまで色々ですね。
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ユニパーの新しいオフィスに突撃です!


つづく
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by hattorisports | 2016-02-01 07:00 | Yuniper(ユニパー)

ユニパーホイールを検証!

あけまして おめでとう ございます

ユニパーホイールを検証中に気付いた話です。
国内販売は「シマノ」対応のみです。(おそらくスラムもOKでしょう)
シマノのスプロケットを並べてみました~左から
CS-9000(12~25T)
CS-9000(11~23T)
CS-6600(14~25T)
CS-7900(11~28T)
CS-6700(11~25T)
CS-M771-10(11~32T)
になっております。
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「16T」のみを並べてみました~左から
CS-9000
CS-6700
CS-M771-10
になっております。
10S時代のロードスプロケットは軽量化の為か?スプラインにかかる部分を
数箇所、省略しているようです。(真ん中のCS-6700)
この形状のスプロケットはユニパーホイールに使用されているアルミ製のフリーボディには
オススメできません、絶対に使わないでくださいというレベルではありませんが~
かかる部分が少ないからスプロケットのスプラインへの食い込み量が増えてしまうのです。
これはユニパーだけの話ではなく、他社のアルミ製のフリーボディでも同様です。
11Sや、10SのM771でも多少の食い込みは発生します。
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11Sスプロケットをよく見ると「15T」のみ形状が他の歯数と違うのに気が付きました。
10Sと同じくスプラインにかかる部分が数箇所、省略されているタイプなのです。
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ちなみに11Sスプロケットは10S専用ホイール(アルミ製フリーボディ)に装着できないのですが
この「15T」は装着できました?
理由は分かりません~何かあるのかもしれませんネ?
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通常の11Sスプロケットはフリーボディに対し、9箇所かかる様になっていますが
「15T」は6箇所かかります。
1箇所に1.5倍の力がかかる事になりますネ!?
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しかしながら
スプロケットを表裏反対に入れると、1箇所しかかからないのです。
9倍の力がかかり、フリーボディは破損してしまうでしょう~
ユニパーのフリーボディは設計上、反対に入ってしまう寸法になっているのです。
軽量化の為の悪い副産物なのです。
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反対に入るのは、他社製品(TUNEなど)にでもあります。(画像右)
反対に入れると変速性能が著しく低下するので、おかしいことに気付くはずです。
edcoのマルチシス・フリーボディにも反対に入りますので注意ください。
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DASH製は入らない様に工夫してあるのが分かります(画像左)
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by hattorisports | 2016-01-01 00:00 | Yuniper(ユニパー)

スタビライザー③

まず、スタビライザー①スタビライザー②を、お読みになって下さいませ!

前回「3型」でストッパーを新たに設けたところまで書きました。
そこではペダルシャフトの長さに合わせる調節するものと紹介しましたが、他にもっと
重要な役目があるので、それについて説明します。

こちらはストッパーなしのスタビライザーを取り付けたペダルシャフトです。
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分解してペダルシャフトだけの状態にすると分かり易いと思います~ペダルシャフトに大きな
筋が入っていますね、これがスタビライザーが食い込んで出来た傷なのです。
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食い込んでしまうとスタビライザーはペダルシャフトに対して回転しなくなるので、適正な
効果が薄れてしまうのです。
ペダルシャフトは削れないのですが、スタビライザー本体の磨耗(削れ)が増えて耐久性が
落ちてしまうのです。
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スットパーはスタビライザー本体がペダルシャフトに食い込まない様にする為の物なのです。



ストッパーを入れる事によってスタビライザーは適正な効果を発揮できるのです。
また、ストッパーをペダルシャフトに嵌め込む位置(深さ)を調整することにより
スタビライザーを適正な位置に保持することができるのです。
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お分かり頂けたでしょうか?

何人かのサイクリストで試した結果、ペダルシャフトにスタビライザー本体が食い込む人と
食い込まない人がいる事が分かっています。
実は食い込まない人はスタビライザーは必要ないという可能性があります。
長い間スピードプレイを使用していて、ペダルシャフトが削れていない人にストッパーなしで
スタビライザーを取り付けても食い込まず、ペダルシャフトが削れている人に取り付けると
食い込むという結果が出ているのです~
しかしながらサンプル結果が少ない為、はっきり言い切れる話ではありません。

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by hattorisports | 2015-12-28 21:00 | Yuniper(ユニパー)

アルミ・エアロ~フロントホイール組立

軽量パーツメーカーである「ユニパー」の
軽量ホイールを紹介します。

ロードタイプ(30mmハイト-エアロリム)のアルミ・エアロ・フロントホイールを組み立てます。
ユニパーの製品はアルミのインゴッドを鍛造した後にCNCで作成された軽量ハブなのです~
画像のサンプルはMTB用のフロントハブですが、鍛造成型した物とCNC後の状態であり
このようにして強度を上げたアルミを切削するのですから、優れた軽量化が可能になりますが
手がかかるのでマスプロメーカーの様に市場に多くは供給できないのを知っておいてください。
詳しくは→こちらをご覧下さい
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まず、スポークを通す為ににハブを分解しなければなりません。
面倒な作業と思われますが、1gでも軽くしたいというところのリスクだと開発者は考えているのでしょう?
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左右のエンドキャップを外します。専用工具が用意されていませんがスポークを加工すれば簡単に画像のようなリムーバーが作成できます。
指でつかんで引っ張っても取れませんが、コレを使うと結構簡単に外すことができます。
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アクスルをプラハンマーで軽く叩くとシェル本体から抜けます。
手でシェルを持ったままアクスルを叩いても抜けますが、今回は自作の冶具を使って抜きました。
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スポークは「Pillar社」製のエアロバテッドスポーク(ブラック)です。強度もあってCX-RAY並みの軽量スポークなのです~
組み立てる前にスポークのネジ部分にスポークプレップ(緩み止め)を塗ります。
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シェル本体にスポークを通してからアクスルを再び装着します~この時にベアリングをシェル本体に圧入します。
構造上、圧入具合でベアリングのガタを調整します、プロの経験が必要な作業になりますね。
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ここでちゃんと調整しておけばエンドキャップを嵌めこんで、フレームに
入れクィックシャフトをきつく締め込んでもベアリングの回転がしぶくなる
事はありません。
メンテナンスでベアリングのガタ調整もこの作業で行えます。
スレッド付のロックナットで調整して欲しいと開発者に相談したことがありますが
1gでも軽くしたので答えは「NO!」でした・・・。
調整するのはひと時、でも重くなるのは一生だということです。
この作業も慣れればアクスル(エンドキャップ)をプラハンマーで叩いて圧入できますが、今回は自作の
冶具で行います(エンドキャップは外しています)~画像は分かり易い様にスポークを省略しています。
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仮組みが済んで、縦ブレ、横ブレ、センター調整を施していきます~
スポークテンションは、スポークは強度が十分でして、あとはリム自体の強度になります。
テンションは「Pillar社」製の専用テンションメーターと換算表を組み合わせて
測定しなければなりません。他社のテンションメーターがあっても「Pillar社」対応換算表がないので
測定できないのです~「DT社」→「Pillar社」簡易型の換算表作りました~これで「DT社」のテンション
メーターで測定しても、およそのスポークテンションは分かるはずです。(画像は「Pillar社」の換算表)
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フロントホイールを組み上げました。(ハブのカラーはレッドに変更)
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スポークテンションは95kgfくらいです。(Pillar社の換算表がニュートン表示ではなかった)
これがMAX値だと思われますが、ここまで上げなくてよいでしょう。
アルミニップルを使用しているせいか、コレ以上は上げにくい(ニップルをまわしにくい)
リムへのストレスが大きくなってきていてニップルを締め上げてもテンションは比例して
上がっていかないボーダーラインなのです。
あくまでも目安ですが80~90kgfがオススメです~でもこれはPillar社の換算表の結果なので
絶対値ではないことを心がけてください。

ユニパーは軽量パーツメーカーです~軽さというジャンルではコストパフォーマンスはかなり優れています。
フロントホイールのみで、わずか「616g」しかありません~アルミクリンチャー(30mmハイト)では最軽量? 
踏み出しが軽く、すぅ~っと走り始めます~もちろん持っても軽い!(個体差により重量のバラつきはあります)
その分、耐久性はクソ重たいホイールに比べたら劣ると思います~
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あと100g重くしたら、向上しますがそれだと他と一緒になってしまうのです、意味がなくなってしまう。
路面状況がよろしくない道路を滅茶苦茶に走るにはオススメできません。
ホイールというモノは走る為に存在するんですが、「軽さ」を追及する上では犠牲になる部分が少々
発生してしまうものです?(長持ちさせるために、こまめなメンテナンスを心がけてください。)
ヒルクライムの出る時に、軽量化の為にスペアチューブをもたない(軽量化)事を選択して、パンク時の
リスクをかかえるよりよろしいのでは?
パンクはひと時、軽さは一生・・・かな!?

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by hattorisports | 2015-10-21 21:00 | メンテナンス&組み立て

スタビライザー②

「スタビライザー」には最低でも2種類のサイズを用意しなければなりません。(あくまでもまだサンプルです)
これは、ご存知の通りスピードプレイ製のペダルシャフトには、長さに種類があるからです。
現在、スタンダードのステンレスシャフト用とチタンシャフト用を試作しています。
1種類で兼用にしようと考えたのですが、設計上に少々無理があったので分けています。
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約2mm弱長さが違うペダルシャフトに対応する為に、スタビライザー本体の寸法は共通にして
ストッパーの厚みを変えています。これだとストッパーを交換するだけで種類の違うペダルシャフトに
使えるという事に気付きました。
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材質は一般的な合成樹脂(プラスチック)ではなく、イロイロと試した結果(?)現在の物になっています~
企業秘密で教えられないと言いたいところですが、専門家が見ればすぐ分かってしまったので・・・
偉そうに書くのも嫌なので、あえて伏せておきます。

「スタビライザー」はあとから付け加える物であり、限られた制約の中で設計されています。
小さなパーツなので、一番の問題点は「寿命」です。
現在耐久走行試験中で1000kmはクリアーしていますが、ペダルの寿命ほどもたないでしょう~
クリートの寿命と同等は耐えて欲しいのですが・・・・?
一日50km走るとして、一週間で300km~このくらいで摺動部に注油するだけでも寿命はかなり延びるはず!
手前味噌ですが「モトレックス」のウェットタイプのオイルが一番適しています~油切れが少ない。
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取り付けするには、ペダルを分解しなければならなのでプロのメカニックに頼む必要がありますね!
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by hattorisports | 2015-10-17 21:00 | Yuniper(ユニパー)

スタビライザー①

ユニパーの新製品で「アークスⅡ用チタンボルト」と「7075S ブレーキ取り付けナット」は日本(服部スポーツ)が企画したオリジナル商品なのです。

現在企画中の商品が「スタビライザー」なのです。
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「スタビライザー」とは何?  と思われるでしょう?
説明は長くなりますが、最初から書いていきます。

これは昔に使用していた「X1チタン」ですが、よく見るとペダルシャフトが削れています。
(結構、えぐれているでしょ!)
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こちらは友人から譲ってもらった「ゼロ・ステンレス」です~同様にペダルシャフトが削れています。
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なぜ、こんな削れ方をするのか不思議でしたが長い間、あまり不満に思わず使っていました。
しかしながら、雨中の走行でレインシューズカバーをつけていて走り終わったら、なんと新品だった
レインシューズカバーに穴があいていたのです。
おそらくクランクと擦れてあいたと思うのですが、クリアランスは十分にあったはず?
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考えた結果、シューズが内側に倒れこんで穴があいたのだと思いました。
そうであれば、ペダルシャフトが削れていたのも関連している思い、シューズを見るとクリート(黄色部分)に
何かと擦れた跡を発見!~そうペダルシャフトと接触した痕跡だったのです。

しかし、クリートとペダルシャフトとの隙間は、1.5mmほどあるのに・・・なぜ?
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ここで、友人から譲ってもらった「ゼロ・ステンレス」がその謎を解決してくれるのです。
分解したペダルシャフトをよく見ると、異様なまでに削れた部分があったのです~
ニードルベアリングが入っているところです。(上側の新品と比較してください)
あくまでも仮説ですが、ペダルを踏み込んだ時に樹脂製の本体がたわんでしまい
内側に傾いてしまったのでしょう???
1.5mmの隙間をうめる程、傾いてしまうのが恐ろしいですネ!?
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参考までに何人かのペダルを見て、総てではありませんがペダルシャフトが削れているのを
確認しました。
なかには内側に倒れこむのが嫌で使用するのをやめたレーサーもいました~気付いていたのですね。
それと不思議な事に、左のペダルシャフトの方が削れている量が多いのです~
この点については後日、考えてみましょう!!!

どうにかして内側に傾かない様にしたい(シューズカバーに穴をあけたくない?)と思い
考え出したのが「スタビライザー」だったのです。
1.5mmの隙間をなくせば、倒れこまないはず~早速サンプルを作成して試験走行!
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走ってみて分かったのが、隙間を「0」にしてはいけないという事~ある程度の隙間を設けないと
ストレスがかかってしまうのです。
幾つかサンプルを作成して適性な隙間の量を出しました。
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隙間が「0」だと困るのが、
踏み込んだ時以外は内側に倒れこんでいないので、クリートとペダルシャフトは接していません。
そう、「0」にするとクランクが360度回転している最中にずっと接していて抵抗になってしまうのです!

内側に倒れこむ程ペダルを踏み込むのはわずかな間なのです。
ペダルシャフトの削れている範囲を見れば分かるのです~

ここで少し話が逸れますが、踏み込んだ時に「スタビライザー」が抵抗になるのでは?という
意見を伺ったのですが~
今までペダルシャフトを削る程のPOWERを失っていたのですから「スタビライザー」と接している
抵抗の方がはるかに少ないのです。
ノーマルのベアリングをセラミックに交換して軽くなったと喜ぶ時代ですから、「スタビライザー」による
抵抗減の方がはるかに効果があると考えられるのです。

それより靴底で1.5mmも内側に傾いているという事は膝がかなり傾いた状態でペダリングしている方が
問題なのではないでしょうか?



サンプルを使用していて気付いたのが「スタビライザー」をペダルシャフトに通しているので
クロモリシャフトだと表面処理(黒い部分)が剥がれしまうのです~グリースは十分塗っていますが・・・
「スタビライザー」をつけていなくても、クリートと接している部分は削れてしまうンですけどね!?
表面処理が剥がれて、錆びる可能性もありますが定期的に注油して2ヵ月ほど走っていて「錆び」
の発生はありません。ステンレスシャフトやチタンシャフトだと大丈夫でしょうね?

現在、サンプルは「3型」です。使用しているとイロイロな問題点が出てきて、改良するという
いつ終わるか分からない作業の繰り返しです。
我々はパーツメーカーではないので、最高の製品を提供できないかもしれません~
これがきっかけになってオリジナルのメーカーやサードパーティがより完成度の高い「スタビライザー」を
販売する日がくるかもしれません。
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by hattorisports | 2015-10-16 21:00 | Yuniper(ユニパー)

アルミ・エアロ~リヤホイール組立

「ユニパー」のリヤホイールを組み立てます。
走行テスト用のホイールを組み直す仕事があったので画像つきで説明させて頂きます。
フロント同様、ハブを分解しないと作業できないので、取り扱うショップさんの腕の見せ所ですね!

エンドキャップとアクスルを抜いた状態のハブシェルにスポークを通します。
ノンドライブ側のみでOKです。
ドライブ側はハブを組み立ててから通します。
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スポークを12本通したら、アクスルをハブシェルに戻します~
スポークとアクスルが干渉しないように注意して作業を進めます。
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自作のツールを使用します。
ハブ本体を受ける台とアクスルを通しながらベアリングを圧入するアダプターでセットします。
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いつもはプラハンマーで叩き込むのですが、スマートな作業に見えないので~
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これは,シマノ社のプレスフィット圧入工具です。
最近まで仕事で活躍していましたが、現在は使っていません。
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ボルトとナットのみを流用します。
これでなくても汎用のM10ボルト(150mm)とナットがあればOKです。
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こんな感じになります。アーレンキーとスパナで徐々に締め上げていきます~圧入具合で玉当たりを調整します。
スラスト方向のガタがなくなるくらいがベスト!
構造上、クィックを締めこんでもベアリングを押し込まない(回転がかたくならない)ので
緩めに調整しなくてもイイのです。
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アクスルの装着がすんだら
フリー本体を挿入する前に、薄ワッシャーを入れます。
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薄ワッシャーを入れ忘れるとフリーが回転しなくなりますので注意してください。
紛失すると代用するパーツがないので分解した時にちゃんと保管しておいてくださいね!
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フリー本体内のスリーブの位置に気をつけてアクスルに通してください。
アクスルを通していない状態だと、スリーブはフリー本体内で固定されていなく動き回ります。
2個のベアリングで挟まれた状態になっていますが、ベアリングの圧入がきついとスリーブは
固定されてしまい、組み上げた時にフリーの回転が固くなります。
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フリー本体を反時計まわりに回転させながら作業すると、うまく嵌ります。
この作業の時にラチェット部に埃等ゴミが付着しないように注意してください。
付着したら洗浄してから組み直してください~ケミカルを塗布するのですが、粘度の高いものを
使用するとラチェットの動きが悪くなります~なるべくフリー用のものを使ってください。
(シマノでも販売しているはずです、シマノ以外には使わないでと書いてありますがOKです。)
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ドライブ側にスポークを通します。
ここまで済めば、通常のホイールと同じ工程が残っているだけでしょう。
スポークが交差しているところは接さないようにしてください。
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スポークの交点を輪ゴムで固定しておくと、仮組み時にスポークへニップルをつける時に役立ちます。
固定しておかずに立てたらスポークが抜け落ちてしまいます。
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仮組みが完了しました~輪ゴムのおかげで大変スムーズに作業できました。
輪ゴムで固定しなくても、他に良い方法があるかもしれませんね?
今後、考えていきます~輪ゴムを巻きつけるのは結構面倒くさいので・・・
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いよいよホイール組み立てはクライマックスに突入です~左右のエンドキャップを装着してから
振れ取り台にのせて、調整していきます~ドライブ側のスポークテンションは「MAX120kgf」くらい
で締めこんでいきます。
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一応、組みあがりました~この状態ではまだ「形」になっただけです?
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ここから、馴染みをだしていきます。
e0253769_12311182.jpg飲み屋に行って「お久しぶりです」と声をかけてもらうくらい
になれば、真の馴染み客?
「久しぶり?」っていつも来ていないンじゃないのぉ!
いえ、頻繁に来ていなくても「顔」を覚えていてくれるくらいなのが
粋なところ、そんな馴染みになりたいですね?
という気持ちでこの「作業」を続けます?

年に一回でも、決まった時期に来店すると、女将が声をかけくれる
「今日はお仕事ですか?」~出張の時にいつも使う店なのです。
「いえ、今日は旅行で来ています」という客の横には家族の姿が・・・

「お父さんはいつもこのお店に来ているの?」なんて会話が進みます。

「ここのねぇ~裏メニューのシチューは美味しいンだよ!」
まだお酒を飲めない娘さんを気遣いメニューを注文します。

なんだか今晩のお父さんは格好良く見えます~
そんなホイールに仕上げたいですね。


自作の「馴染みの台」を使用します。
アクスルに力をかけないようにします~ユニパーのハブは構造上、アクスルに一方向に大きな力をかけるとベアリングがズレてしまうのです。クィックで双方から締めこむ力ではズレません。
あくまでもスポークにストレスをかけて、ハブやリムへの食い込み等伸びをだしていきます。
全体重をかけず、加減して行っています。
次に再び振れ取り台にのせて調整します~多い時は2~3回この作業を繰り返します。
今回は一度使用したホイールのスポークを全交換したので3回でした。
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よくホイールを地面においてリムに力をかけて馴染みをだしている光景をみかけますが、軽量リムだと
曲がってしまう可能性が大!!!安物のクロスバイクのアルミリムで、以前に曲げてしまった経験があるので・・・。
先ほど書いたようにこの方法もアクスルに力がかかるのでやめてください~振れ取り台につけたままするのも
NGです。
e0253769_12341082.jpgさぁ、後はタイヤを取り付けて
走行テストをするのみです。


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by hattorisports | 2015-10-14 21:00 | メンテナンス&組み立て

アークスⅡ用~チタンボルト

ユニパーの新製品です。
3Tのステム、アークスⅡ用チタンボルトセットです。
5本セット(ワッシャー付)で、3300円(税抜き)になっております。
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なぜ、販売する事になった理由は
①アークスⅡのボルトは、「トルクスクリュー」になっていて、一般的な「アーレンキー」は使用できません。
→ユニパーはハンドルクランプ部は「4mmアーレンキー」、ステアリングコラム部は「5mmアーレンキー」が使えます。
②アークスⅡのステアリングコラム部のボルトは特殊なM7規格で、ネジ専門店でも販売されていません。
→ユニパーでは、専用のボルトを作成しました。
③3Tの純正補修パーツはいつでも入手出来るの?(不安)、値段は高いンじゃないの?
→ユニパーは服部スポーツがオーダーしたオリジナル商品です。在庫は充実させ、高品質ながらコストを削減してお求め易い価格を実現しています。
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もちろん、アースクⅡプロ、アークスⅡチームに使用できます。
アークスⅡプロのクロモリボルトが錆びた時に、チタン製にしたいという要望があり、できれば「アーレンキー」で取り付けしたいという声を反映させました。
材質は「6V-4Alチタン合金」を使っているので強度はバツグンです!
また専用のワッシャーが付属していて、材質が「7075S」~滑らかな取り付けを手助けしてくれます。
取り付け時には焼き付き防止のグリースを塗る事をオススメします
~もちろんメンテナンスやハンドルポジションを変更するときには再度塗ってくださいネ!
ショップのプロのメカニックに作業してもらうのをオススメします。
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by hattorisports | 2015-10-09 21:00 | Yuniper(ユニパー)