人気ブログランキング | 話題のタグを見る

実践編①イージークリーン

皆様こんにちは。服部産業の宮富です。

これから④回に分けて、以前紹介させていただいたモトレックスの商品を使用した様子をレポートしてみたいと思います。
実際に作業を行って自転車のパーツに触れると、キレイに快適になるだけでなく、故障の原因になりそうな箇所を発見できたりと、トラブルを未然に防ぐことにもつながりますので、ぜひご活用ください。
なお、作業は屋外または十分に換気のできる環境で行っていただき、各種ケミカルはくれぐれも正しくお使いいただけますよう、お願いいたします。
(例:ブレーキシューやリムなどに油分などが付着しないように、など)
また、自転車におかしいな?と感じる箇所などを発見されましたら、販売店にご相談ください。

---------------------------------------------------------------------------

実践編 イージークリーンです。
実践編①イージークリーン_e0253769_15103267.jpg

チェーンやギア周りの油汚れを落とすのに有効なクリーナーです。バイククリーンでも汚れは落ちますが、油汚れなどにはこちらの方が有効です。
今回用意したのは、ウエスとブラシ(今回は使い古しの歯ブラシ)と簡易スタンドです。
実践編①イージークリーン_e0253769_1595486.jpg
ウエスは使い古しのタオルや、T-シャツでもかまいません。

実践編①イージークリーン_e0253769_1513452.jpg実践編①イージークリーン_e0253769_1514398.jpg

ご覧のように黒い油汚れが付着していますね?泥やホコリ、チェーンの摩耗によってできた金属片がオイルと混ざり合いこのような汚れとなります。

まず汚れのひどいチェーンをキレイにしましょう。
イージークリーンをチェーンへ吹きつけていくのですが、
実践編①イージークリーン_e0253769_15162493.jpg
タイヤやホイールにかからないようにするためにウエスでチェーンをカバーしながら吹きつけましょう。
クリーナーがかかってしまうとタイヤのグリップ力やブレーキの制動力が低下してしまい大変危険ですので注意して下さい。
もしかかってしまった場合パーツクリーナーなどで必ず拭き取り、脱脂して下さい。

吹きつける際はプシューっと勢いよく吹きつけるのもいいですが、少量でもよく汚れが落ちてくれますので、一コマずつの方が節約にもつながるので、いいかもしれませんね?
実践編①イージークリーン_e0253769_15174430.jpg

チェーン全てに吹きつけたら
実践編①イージークリーン_e0253769_15185824.jpg
汚れが浮いてきますのでこのようにチェーンにウエスを当ててペダルを持ち、クランクを逆回転させながら拭きましょう。

この作業を納得のいくまで数回繰り返して下さい。

チェンリングの歯先やプーリーはウエスにクリーナを吹きつけて拭きます。
実践編①イージークリーン_e0253769_15224699.jpg

拭いてみると結構汚れているのがわかります。実践編①イージークリーン_e0253769_1534454.jpg

スプロケットはウエスを差し込んで拭くとキレイになります。実践編①イージークリーン_e0253769_15254668.jpg
一度で完璧にキレイにする事は難しいので、納得行くまで数回繰り返して下さい。

ここまでキレイにすると気持ちいいですね?実践編①イージークリーン_e0253769_1530993.jpg

使用時は換気をしながら作業して下さい。
by hattorisports | 2013-03-15 20:00
<< 3Tホイール② 箸休め⑪ >>