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RCC・クロスバイク⑤

量産タイプがやっと入荷しました。
一番のお気に入り(?)はブラックカラーです。
よく見ると、小さなラメが入っていて高級感が漂いますネ?
詳細と画像は→RCC704

このバイクのコンセプトは「クロスバイク風の一般車」・・・
なんだか不思議なネーミングですね。
スポーツ車と一般車の大きな違いは、「耐久性」~
そう、ママチャリ(一般車)ってメンテナンスを少々しなくても
みなさん乗り続けているでしょ!
ママチャリって結構丈夫なんですよ~
そのレベルで振動試験とかしてクリアーしているから
実は驚きの一台なんですけどね?
一般車の試験にかけたら高級ロードバイクなんかは短時間で
破壊されてしまうんですよ!

RCC704をスポーツバイクショップの方々に見せたら、重い!という
お言葉があるのですが、それ以上に頑丈なんです!
世間様で話題になっている通販のなんちゃってスポーツバイクは
この試験をクリアーできていないんじゃないかなぁ~?
買う側はそんな事を知らないから、日頃乗っているママチャリ気分だと
痛い目に遭う可能性があるはず!
(中には不良品が混ざっていることもあるのは事実だけど)

耐久性」だけではありません。
一番考えたのは「乗車姿勢」~
アップライトなポジションを格好良く見せるというトコロです。
多くのクロスバイクは短いヘッドチューブで、コラムスペーサー5枚以上入れて
ステムは上向き、これ以上ハンドルを上げられない状態で設計されています。
その上見た目もブサイク!(個人的意見かな)

ず~っと以前から不思議に思っていた事!
従来のクイルタイプのステムなら上下幅がかなりあるのに、多くのアヘッドタイプでは
たかが、5mmのコラムスペーサーを5枚入れているだけで25mmの調整幅しか
設けられていない~(というモノが多い?)
これはクロスバイクが元々マウンテンバイクの派生である事が起因していると考えられるのです。
マウンテンバイクはロングストロークのサスペンションが標準装備!安物でもなんちゃってサスペンションが
ついています。
サスペンションフォークがリジッドフォークより長い分、アップライトな設計になってしまうので
短いヘッドチューブに少ないコラムスペーサーでも、OKなのです。
その辺りを熟知していない設計者がそのままリジッドフォークにして700Cホイールを嵌めたのが
現在のクロスバイクの原型ではないでしょうか?
幾つかのメーカーはそれに気付き、ヘッドチューブを長めにしていると思えます。
ブランド名だけで作成はアウトソーシングしているところは「ブサイク」なまま?

RCC704ではフロントフォークをちょっと長くして、ヘッドチューブも長くして、その分コラムスペーサーを
減らして、首下がりのステムをチョイスしています。
ステムを一番下げたこの状態でも、従来のブサイクバイクと同等のハンドルポジション(高さ)を実現しています。

コラムスペーサーを移動させて、ステムを裏返せばもっと高くなります。

限定カラー・ライトグリーンで組み上げた参考出品の「クラリス」モデル
2×8スピードに仕上げています。
フロントは街乗りなら「クラリス」のダブルで十分だと思います。~今後製品化できるか検討中!?
詳細と画像は→RCC704限定カラー
by hattorisports | 2015-09-04 21:00 | 服部一般車(スポーツ)
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