こちらはプロトタイプのカーボンホイールです。
今までと「何」が違うのかというと スポークがチタン製なのです。 ![]() ![]() チタンスポークに不安がある? と考えられる方もおられるでしょう・・・画像はホシスポークのチタン製です。 ![]() しかしながら、世の中にはアルミやカーボンのスポークもあるのです。 ![]() 記憶の中にチタンスポークは折れやすいと~いうのがあるのかもしれません。 一見してだと分からないと思いますが、通常のスポークより太いのです。 アルミやカーボンでもステンレススポークと同じ太さでは無理な話! だったら太くすれば「OK!」~単純な考えなのです。 ![]() 太くしても、ステンレスに比べ軽量な素材! 1本で「3g」ほど~ホイール1本で「50g」程度の軽量化を望めますね!? ![]() チタンスポークにしたら乗り味はどうなる? 硬くなるのか? 組み上げた感触では「ソフト」~乗り味がマイルドになるのではと想像します。 でも、走ってみなけりゃ分からない! 製品化で難しいのが~太いスポークという事はハブやリムのスポーク穴を大きくしなくては なりません!当たり前の話で専用のハブが必要になります。 手持ちには普通の穴サイズのモノしかなかったので、ドリル加工で大きくしています。 テスト開始はまだまだです~ @服部産業株式会社 新しいブロブへ引っ越ししました。 ■
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by hattorisports
| 2016-07-16 09:00
| ホイール・マニア
新しいユニパーホイールを組みます~ノンドライブ側のスポークを通す為に、アクスルを抜かなければなりません。
(再度、組み立て作業が待っています) いつも、やっていることなので5分もかからずに出来る作業です。 ![]() ![]() 自作の専用工具があるので、分解だけなら1分くらいで完了! ここからのスポーク通しやハブの再組立て、ニップル装着は省略。。。 ![]() ![]() 仮組み状態です~インターナルニップルなので組み立てには少々時間がかかりました。 いつもと変わらない仕上がり??? ![]() よく見ると分かるのですが、スポークアレンジメントが「2:1」になっています。 ドライブ側16本、ノンドライブ側8本なのです。 ホイールセットは「ユニパー」なんですけど、このハブを使って他ブランドのリムで組み上げる事も可能です。 24Hでスポーク穴が左右に振っていない(真下に開いている)タイプなら「OK」? ![]() これからスポークを締め上げていきます~スポークテンションはどのくらいに設定すれば良いか?も検証します。 「2:1」のホイールをイチからバラ組みするって、結構楽しいですよ! 天振れの調整がノーマルと違って難しい~ 仮組みの時からニップルを締める(回す)回数を同じにしておくのも宜しい手段です。 ノンドライブ側のスポークテンションに注意しておく必要あり!思っているより上がります。 ![]() 組み立てられても、すべてのリムが、「2:1」に対応する強度?というところは、分からないのが本音です。 手持ちで「ENVE 1.45」があったので、一度組み立てたいと思います~ ただ、ハブのサンプルが1個しかないので次の入荷を待たなければなりません。 ![]() @服部産業株式会社 ■
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by hattorisports
| 2016-07-05 09:00
| ホイール・マニア
軽量ホイール完成から、お読みください。
900g台の「ヒルクライム&マスドレースホイール」に挑戦すると書いて 暫く経ちましたが・・・・ 適当なハブを探すのに時間がかかりまして~ 充てはあったのですが、かなり入手が難しくて どうしようかと考えていたら、年を越えてしまいました~ ところが、それが良かったみたいで・・・ 実は入手しようと努力していたハブは 単品売りがなく、ホイールセットでしか買えなかったのです。 30万円以上するホイールをハブが欲しいだけで 購入するほど「熱意」と「収入」がなく、半分以上諦めていました。 ところが今年になって、ハブを販売しているところの意向が変わったのか ホームページで確認すると、単品で販売していたのです。 価格はデュラエースの「1.7倍」ほどで重量は前後セットで「180g」(カタログ値)くらい? ちなみに、デュラエースは前後セットで「367g」(カタログ値)でした。 入手できたら画像をアップできると思います。 900g(ホイール)-600g(前後リム)-180g(前後ハブ)=120g・・・・・ スポーク&ニップルを120gでおさめる計算になります? フロント20本+リヤ24本=44本 120g÷44ポン=約2.72g・・・無理か??? あぁ、そうだ900gピッタリでなく900g台でOKなのだから 仮にスポークが5g、アルミニップルが0.3gとして44本だと 合計で約233g~ 600g(前後リム)+180g(前後ハブ)+233g(スポークセット)=1013g????? 「14g」をどこかでダイエットさせなければならない! ハブが入手できるまで、その方法を考えておく事にしよう。 <おまけ> 画像はリングルのMTBリヤハブです。 昔、TUNEがOEMで作成したものなのです~いつか使おうと思っていましたが なんと「28H」・・・MTB用リムでこの穴数を探すのは難しく・・・・ シクロクロスだったら使えそうかな?と思ったけど、シクロクロス自体持っていないので なんともなりませんなぁ~。 ちなみに実測は「196.7g」です。なかなか軽いでしょう!? ![]() @服部産業株式会社 ■
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by hattorisports
| 2016-01-28 21:00
| ホイール・マニア
フロントホイールを実測しました~「310g」~十分軽いのですが、300gを切っていた方が楽しかったですね?
![]() リヤホイールが「382g」だったので合計重量は 692g! に、なります~ ペアで700gを切る事ができたのには満足しています。 ここで多くの読者が思う事は「走れるの?」「壊れないの?」~その通りです。 ヒルクライム用に作り始めたのですが、上れても下りに不安が残ります~ 下り用のホイールを預かってくれる大会に使用が限定される? 預かってくれても、下りはどうするのか? 9月に行われている「大台ケ原ヒルクライム」では数名のヒルクライマーが ホイールバッグを背負ったまま下っているのを見かけます。 「風」を受けると怖い思いをするのではないかと、心配してしまいますね? 決して上りは安全とは言い切れないので、機会があれば走行テストを実施したいと 思っております。 ここまで出来るんだったら、900gで仕上げたら十分走れるホイールを作られるンじゃないかと 思ってきました。 次回、900g台の「ヒルクライム&マスドレースホイール」に挑戦してみたい? 900gでも軽すぎるンですけど、大丈夫かなぁ~という気持ちより今は「楽勝」の方が大きい。 でも世の中そんなに甘くないんですよね!? ![]() ![]() More ■
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by hattorisports
| 2015-11-03 21:00
| ホイール・マニア
完全にバラした状態です~ここから組み立てていくのです。
ユニパーのホイールで鍛えられて(?)いるので、ハブを組み立てながらの ホイール組みの作業のは慣れています。 ![]() スポークを通してから、アクスルを通すと共にベアリングを圧入していきます。 ![]() ここから仮組みですね? インターナルニップルなので少々コツが必要になります~ 電動ドライバーである程度ニップルを締め込んでおきたいのですが 「□3.2」のビットを持っていないので(まぁ、そんなの売っていない) いつか自作したいと思っております。 ![]() ![]() じゃじゃ~ん!仮組みできました~ここから調整です!!!! フロントはリヤと違って、「オチョコ量」がないので作業が「楽」ですね? ![]() ![]() 次回、完成してから重量を測定します。 それから完成車に取り付けて、車重を測定します。 ■
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by hattorisports
| 2015-11-02 21:00
| ホイール・マニア
さて、仕上がった「ホイール」を測定してみましょう!?
重力加速度が反映された正確なハカリを使用します。 実測で「382g」ですね。 さすがにどのカタログを見てもこんなに軽いリヤホイールはありません。 フロントホイールの重量でも、この軽さは見当たらないくらいで・・・・・ ![]() みなさんが、いずれ何処かでこのホイールを見かける時がくるかもしれませんね? でもそれまでに「1g」でも軽くなっているように努力は続けていきます。 追伸 ここからどうすれば軽くなるか? ベアリングを「HSC」社のフルセラミックに交換すれば可能です。 実はフリー本体に使われている2個のうち1個は既に交換済みなのです。 シェル本体分と合わせてあと3個あるので計算上では「8g」くらい軽量化できるはずです。 入手がちょっと面倒なので作業は止まっています~ どんな物かは以前少しだけ書いたので参照ください→HSCのベアリング おっとその前にフロントホイールの作成があるのです。 つづく ■
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by hattorisports
| 2015-10-21 21:00
| ホイール・マニア
現在、所有する最軽量ホイールです。
いつもは、軽量ロードバイク「ゼロセッテ」に取り付けているホイールなのです。 サピムのCX-RAYで組み上げられていて、まだチタンスポークはインストールされていません。 ![]() リヤ用でタイヤ、スプロケット、クィック付きでわずか「641g」しかありません。 ちょっと軽いアルミリムのフロントホイールくらいの重量しかありません。 ![]() チタンスポークに交換する作業を開始します。 まず、バラします~ニップルを緩めてリムから外します。 結構、短時間でこの状態になりました~これなら楽勝(?)と思えるかもしれませんが、この先が 難関なのです~ ![]() ドライブ側のスポークは簡単にとれるのですが、ノンドライブ側はハブを分解する必要はあります。 ハブの設計図がないのでイロイロと考えて作業を進めます、間違えるとハブ自身がパ~になって しまうのですから・・・以前「TUNE」のハブを分解した実績があるので大体は予想できるので大丈夫? 旋盤を使用します~両方をチャックで掴むのですが、強すぎるとハブにダメージを与えるので 注意が必要です。 ![]() ![]() この作業でドライブ側のエンドキャップが外れます。 ここでは見えませんが、エンドキャップの内側の超薄ワッシャーが入っているので失くさないように しなければなりません。 ![]() ![]() され次はフリー本体を外す為にハブをバイスで掴みます~ロックリングが装着されているのに気付かれた でしょうか?これが大切な冶具になるのです! ソケットレンチのエクステンションを差し込みます~これもロックリング同様、冶具になるのです。 ![]() ![]() この工具はフロントフォークに装着された「下玉押し」を抜く為に使用します。 しかし今回はこれでフリー本体を外すのに役立つのです~ 要領は「下玉押し」を抜くのと同じです。 ![]() ![]() 少しですが、浮いてきたのが目視できます。慎重に作業する箇所です! カーボアクスルなので、かなり緊張しました。 ちなみに、ラチェットの爪とレースはチタン製です。 ![]() ![]() この状態になれば、簡単(?)にスポークがとれます。 ![]() スポークとニップルの重量を測定しておきましょうか~実測で「101.4g」ありました。 ニップルだけなら「6.1g」 ![]() ![]() ドライブ側のスポークは「48.8g」、ノンドライブ側のスポークは「46.6g」 ![]() ![]() ドライブ側のチタンスポークは「29.7g」、ノンドライブ側のチタンスポークは「29.0g」 ![]() ![]() チタンスポーク用のニップルは「4.8g」、合計で「63.6g」しかありません!う~ん早く組み立てたくなりましたね! ![]() ![]() バラした時と反対の手順でスポークを通しながらハブを組み立てます。 スポークが太くなったので、ハブに手を加えています~画像では全然分からないですよね? ![]() ![]() 仮組みができました。 ここからスポークテンションを上げつつ調整していきます~ この時点で重量を測定してもイイのですが、ちゃんと組み上げてからのお楽しみにしておきます。 ![]() ■
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by hattorisports
| 2015-10-20 21:00
| ホイール・マニア
チタンスポークの実力(?)を検証しましょう!
強度は・・・ってそんな野暮な事は調べません~ いずれ組み上げて実走すれば分かるでしょう・・・・ 実測します。 要するに、0.1gでも軽いホイールを作成したいのです。 比較する為に、軽いホイールの定番スポークである「CX-RAY」から~ アルミ製のインターナルニップルも測定します。 スポーク10本で47.0g、ニップル10個で3.7gでした。 ![]() ![]() 今回入手したチタンスポークと専用インターナルニップルです。 スポーク10本で29.8g、ニップル10個で2.4gでした。 ![]() ![]() いかがです~「CX-RAY」を使用している軽量ホイールが更に軽量化できます。 次回からはホイールの組みなおし・・・まずはバラしからですね? 一度書いておきますが、コレは軽いホイールを作るお話(計画)です。 走れるの?とか潰れない?という不安や予想はあるかもしれませんが 出来上がって、手で持ってみて~ちょっこと走ってみて「軽い!」という 感動を味わってみたいというものなのです。 ■
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by hattorisports
| 2015-10-07 21:00
| ホイール・マニア
禁断の軽量スポークを入手しました。
なんとチタン製なのです。 一般的なスポークに比べると、一回り太くなっています。 古い言い回しだと#13、今風だと2.3になります。 それでも比重が鉄の約60%なので軽くなるのですが・・・ 左の画像が「CX-RAY」、右が「チタン製」です。 ![]() ![]() 心配なのは強度より耐久性です~まぁ、ヒルクライム1本走るなら 十分なんですけどね! 以前「星スポーク製」と「DT製」のチタンスポークを使用したことがありますが 組み上げてすぐ折れるということはありませんでした、でも乗っていなくても 数年して乗ると折れてしまったのです。経年劣化ですね。 その時は首曲げスポークだったので、今回はストレートスポーク! 折れたのが曲げ部分だったので、ちょっと期待できます。 1本千円以上する高価なものですから、耐久性がないなら市場性は薄いのです。 ただ、高級チューブラータイヤと同じだと思えば消耗品なので諦めもつきますが・・・。 値段はハッキリしませんが一台分5万円~10万円くらいでしょうか? カーボンリムが1本10万円、ハブセットが10万円、スポークセットが10万円として 40万円あれば組めます?カーボン製でスポークが交換できないホイールよりは安いかな? あぁ、これはスポークを説明するブログではないので本題に戻ります。 従来のチタンスポークは「星スポーク製」も「DT製」も2.0プレーンサイズ、今回のものは 2.3ですが形状は、「CX-RAY」の様にバテッドエアロなのです。 1本あたり1g軽くなったとしてもホイール1本でスポークが20本だとすると 20g軽くなるのです! たったの20gと考えるかもしれませんが、究極に軽くなったホイールをこれだけ 軽くできるとなれば嬉しい話ではないでしょうか????? 現在手持ちで最軽量ホイール(リヤ)は420gです。 20g軽くなれば400gへ・・・もしあと1g軽くなれば399gになるのです! アルミリム1本より軽いリヤホイールが出来上がるなんて面白いではありませんか? ![]() ■
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by hattorisports
| 2015-10-06 21:00
| ホイール・マニア
組み上げる前に机上計算でありますが、前輪の重量を出しておきましょうか~
なぜかというと、「0.1g」まで計測できるハカリは「300g」がMAXなのです。 「300g」までのホイールって無理なので・・・ 単体で計測した数値を合計した方がより正確でしょ! フロントハブ~「Dash」~35.3g スポーク~「CX-RAY」~93.4g ニップル~「インターナルタイプ」リムに付属していたもの~6.3g リム~「1.24」~204g 合計は339g(机上計算) さて、組み立てです~まず分解したフロントハブ本体にスポークを通します。 ![]() ![]() それからアクスルを組み立てます。 ![]() 組みあがりの実測は338gになりました。1gの差は何かな? ![]() 今度はリヤホイールの組み立てです。 フロント同様、ノンドライブ側はスポークを通してからアクスルを組み立てます。 ![]() 組みあがりの実測は420gになりました。 ![]() 前後で758gのカーボンロードホイールです。 市販でここまで軽いモノはなかなかありません~ いずれ600g台のホイールセットが出現するかもしれませんね? フレームとホイールは同じような重量で推移していると感じます。 両方600g台が完成すれば3kg台のロードバイクが店頭に並ぶ 時代がくる??? 次の挑戦は300g台のリヤホイールになりそうです~目指せ399gですかね? ■
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by hattorisports
| 2015-06-13 09:00
| ホイール・マニア
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